In medio stat virtus

雰囲気研究者です。

2017年を振り返る

メモ程度にしか使っていなかったブログを復活させました。

 

今まで,FBでは時々文字で活動記録を残していましたが,発信したい気持ちと興味のない人の目にも触れてしまう押し付けがましさへの遠慮から,更新頻度や内容もまちまちでした。

でも,特に修士で京大へ進学してから,自分の記憶はぽんこつなので思ったよりもなにをしていたのかを思い出せなくなること,せっかく調べたり見たり感じたりしたことを発信したり共有したほうが良く転じることもあるのではないかとか…

色々考えた結果,ブログを復活させました。

 

再スタートなので,2017年度の活動を振り返ってから,2018年度をスタートさせようと思います。

 

2016年の終わりの方

  • 進路について悩む。主に大学院の進学先で,理系(筑波)に留まり将来就職かor専門について深く学べる文系(京大)に行き,もしかしたら将来研究職をするかどうか。夏の時点で筑波に合格する。京大は冬季入試。
  • 親「どうせ合格しないと思うし受けるだけ受けなよ」私「たしかに」

2017年1月

  • 提出用論文の作成に夢中になりすぎて,京大の願書受付開始日に願書は事前に郵便で入手しなければならないことに気付く(しかし郵便で取り寄せると願書提出に間に合わない)(他大学のようにWebで書類をDLできるようにしてほしい)。
  • 泣きながら新幹線に飛び乗り,弾丸で京大へ願書を取りに行く。知らないおばさんにご飯のおかずになるお惣菜を買ってもらう。
  • 瞳孔を開きながら願書を書き上げる。
  • 卒論の初稿を書き上げる。
  • 京大・一次試験に向けて英語・専門科目の過去問と直近の答申を読み漁る。

2月

  • 一次試験に合格する。
  • 二次試験を受ける。自分の理論勉強不足を刺され,ズタボロの放心状態になる。
  • 卒論の最終発表を行う。
  • 京大に合格!根津先生の「進学ではなく修行ですよ。研究職に就職するという気持ちで行かないと戦えないですよ」なる言葉が一番の後押しとなり,京大進学を決心する。

3月

  • 入学準備や卒業旅行を怒涛に楽しむ。飛行機に乗り遅れたり博多で車を運転し同乗者の悲鳴を轟かせたりなどする。
  • 卒業式で学類長賞をもらう。
  • 京都へ引っ越す。(引っ越しを安くおさえる方法について,後日別エントリで説明したい。)

4月

  • 京都大学大学院(中略)高等教育開発論講座へ入学する。
  • 多くの専門知を持つ先生や先輩方から卒研のフィードバックをもらい震撼する。これまでにいた環境以上に多くの人からクリティカルな指摘をいただける恵まれた環境に感動する。
  • 卒研の内容を論文化し始める。
  • 授業や新しい環境に慣れるのに毎日必死だった気がする。

5月

  • 授業で発表する機会がちょこちょこと出てくる。英語の文献を読むようになる。
  • 国際シンポジウム:大学教育の創造的破壊と未来に参加する。今までお金を払って東京へ行き聞いていたようなことを授業中にor無料で聞くことができて,また感動する。
  • 特にミネルバ大学の取り組みを反転授業と捉えるのか・ミネルバ大学の取り組みや教育の質保証を日本の文脈へ落とし込むためには,大学だけでなく産業界のサポートや国民性なども含めて何が求められるのかを考えるきっかけに。ミネルバ大学ではターゲットとする学生が明確であることからも,マーケティング・大学のブランディングという観点からも勉強になった。
  • 英語力が求められることを痛感する

6月

  • 大学教育学会@広島大学へ行く。学部時代は知らなかったIRについて学ぶために,IR系の研究報告を重点的に聞く。産業能率大学の取り組みが印象的だった。
  • New Education Expo大阪へ参加する。インターン時代にお世話になったメンターさんともお会いでき,時の流れを感じる。
  • 論文を何度も書き直し続ける。こんなに時間のかかるものなのか…と驚く。

7月

  • 薬学部の先生が実践されている反転授業の授業見学をさせて頂く。
  • 高槻高校へ高大接続に関するイベントを見学しに参加。OCWなど大学の教育コンテンツを高校へ還元することはSSHやSGHなどの取り組みが広がる中で,ますます求められていくなと実感。
  • 論文を書き直し続ける。

8月

  • 市川伸一先生@東大の集中授業に参加する。教育実践から理論や一般的知見へと繋げていくこと,初等・中等教育における実践研究の論文を読む機会になる。
  • 大学生研究フォーラムで主にPA室・照明の手伝いをする。運営系の手伝いは好きなのでワクワクしながら参加。
  • 論文を書き直し続ける。

9月

  • 教育工学会@島根大学に参加する。3度目の参加・2度目の発表。台風が直撃して2日目が無くなり,残念…。
  • 発表では立ち見で聞いて下さる方がいたり,(読み取れなかったせいもあり)スライドシェアのQRコードを尋ねて下さる方もいたり,良い発表ができたかも☺
  • 指導教員にお願いして様々なプロジェクトに同行させてもらい,インタビューについて勉強する。

10月

  • 後期スタート
  • 論文を書き直し続ける。まだ書き終えられないのか?と病む。
  • 私「論文,まだだめでしょうか…」先生「甘い!甘すぎる!そんなすぐに書けると思ったらあかん!!」私「なるほど,甘いんだな…!」

11月

  • 久々に筑波へ。雙峰祭を楽しむ。
  • EDIX@大阪へ参加。大企業の動向と比較するためにも,教育市場の定点観測をするならEDIXは東京に参加したほうがいいかなぁという印象を抱く。
  • 某高校で論文のTAを始める。高校生はWebで検索する能力に長けているが,別のプラットフォームを使うことや,本などネット以外のリソースから情報を得ることは苦手・避ける傾向があることを実感する。
  • ご厚意により,内田洋行さんがされている某中学校で学力テストの結果をどう解釈するかというワークショップを見学させて頂く。ワークショップのデザイン,組織で何かを改善する時に方向性を一致させる難しさ,現場の先生方が何に関心を持つのかを学ぶことができた。
  • 論文を書き直し続ける。(病む)

12月

  • 反転授業を受講していた学生さんにインタビューをする。研究関心が絞れるようになってくる。学生さんの生の声を聞けるのは院生の特権かもしれない?という気持ちにもなる。
  • 教育工学会研究会@関西学院大に参加!(発表はせず。)
  • 論文をいよいよ提出してもいいところにまでくる!

2018年1月

  • 論文を教育工学会へ提出する!!!
  • 授業課題として取り組んでいた共同研究の調査を行う。某私立大学へ行き,先輩たちと開発した評価課題を実際に解いてもらい,その実行可能性について検討。評価課題やルーブリックを作る難しさを学ぶ。
  • OCWアルバイトをはじめる。
  • ISET(International Symposium on Educational Technology)の締切が伸びたので挑戦してみようと決心。(5月くらいに「国際学会憧れる!」と騒いでいたので責任を取らないといけない気持ちもあった。)

2月

  • 「大学で教えるということ」というプレFD的な集中授業に参加。私は地理学専攻の人と哲学専攻の人と共に1コマ分の架空の授業の設計を体験。
  • 自分の知っている教育方法・授業実践の知見により,他の研究者の方々が知っている専門知をより魅力的に引き出せる・学生に伝えることができる授業になることがとても楽しいと感じる。
  • ISET締切2日前になっても未だ書き終わらず。先生「この子まだ終わってないけど英語みてくれないかな」パトリックさん「Oh, dangerous!」私「(生きていて)すいません。」→なんとか提出。

3月

  • 怒涛な案件が重なっていたので一週間くらい放心状態
  • TAをしていた某高校の成果報告を見に行く。高校生はリサーチクエッションが非常にユニークなので見ていて面白い。中には英語で発表している高校生もいて,ここまで多様な学習経験までするのかと驚く。
  • 大学教育研究フォーラムの手伝いをする。照明の名前を少し覚えてくるようになってくる。その他,運営の大変さなど色々なことを学ぶ。
  • 修論・博論に向けて動き出す。

 

そして最近…

  • 教育工学会で条件付き採択のお知らせ!&ISETでAcceptされたと査読結果が返ってきた!どれも勉強になることばかりで,投稿してみることは大切だと実感。
  • 土井宇宙飛行士とお会いし,総合宇宙学と有人宇宙学の授業を設計するための打ち合わせに参加させてもらう。宇宙飛行士と会えるだなんて夢にも思っていなかった。

 

ふり返ってみると,この一年では文章を紡ぐことのトレーニングを積み始めることができたなと思います。

最初は論文を書くためにこれほどの時間や神経を費やさないといけないのかと驚いたけれども,それだけじっくり同じ文書を書き直すことで,自分の書き癖や安易に用語を使いがちであることなど,改善すべきところをたくさん発見できました。

博士終了までのあと4年ちょっとの間に,もう少し美しい文章をサクサクと書けるように,引き続き修行していきたいなと思います。

 

また,授業見学などを通して新たなフィールドを開拓できてよかったと思います。あとイベント運営のお手伝いなど,お勉強以外の経験を積むこともできたかなぁ。。

その一方で,大学から外へ出ることが少なく,今後に繋がるインプットとアウトプットが足りなかったと思います。

一年のリズムも少しはわかってきたので,今年は手と足と頭を動かせるように,そこで得たことを蓄積されるようにしていきたいなと思います。

 

前から「これまとめておきたいな」と思っていたトピックがいくつかあるので,今後少しずつまとめていけたらいいなと思います。

 

 

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Mac OS Sierraが重いときMac初心者でも頑張れそうな対処法まとめ

開発経験がなく、PCにそこまで詳しくない知人から「5年ほど愛用しているiMacの挙動が急に重たくなった」という相談をうけました。

Mac初心者(=私目線)でも頑張れそうな解決策を探してみました。

自分では試していないので信頼性はよくわからないですが。。

 

解決策の概要

大きく2つのアプローチからまとめました。

 

 

 

【解決策その1】アクティビティモニタの解析

アクティビティモニタをみて、CPUを多く使っているものに応じて対処。
 

(1)「backup」の場合…

症状:バックアップを作ろうと頑張ってるから重い
*解決策*
メニューバーのTime Machineアイコンをクリックして
「バックアップ作成を準備中…」となってるか確認する
    ↓
なっている場合、
OSのアップロードが最新版か確認して、「バックアップの更新」をひたすら待つor一回バックアップを削除して新しくバックアップを作る
※参考リンク元
 
 

(2)「secd」の場合…

症状:キーチェーン(パスワード情報等)をiCloudと同期してて重い
*解決策*
次の①or②で解決できる。
iCloudとキーチェーンを同期する。
iCloudMacと連携させない。
※手順は参考リンク元↓見るほうが早い
 
 

(3)「photoanalysisd」の場合…

症状:写真ライブラリを同期しようとした際のバグ
*解決策*
設定→iCloudへ進み、「写真」のチェックを外してiCloudの同期を止める 
  ↓
バックアップを取り、写真ライブラリをまるごと削除するかどこかへ移動する
 ↓
再起動してから、iCloudの写真に再びチェックを入れる

 

参照リンク元
 

(4)特別異常なCPU保有率がなく、「windowServer」や「kernel_task」が上位にきている場合…

症状:SMC(システム管理コントローラ)の不都合の可能性
※SMCとは:電源周りや熱管理を制御するセンサー系
*解決策:SMCをリセットする。( ※実行は自己責任で。。)*
1.システムを電源オフ
2.電源コードを抜く。私はコンセントではなく、iMAC側を抜きました。
3.この状態でしばらく放置します。apple公式では15 秒間とのこと。
4.電源コードをつないで、再び放置。公式にでは5 秒間とのこと。
5.電源ボタンを押して Mac の電源を入れます。
参照リンク元
もしくは
1.コンピュータをシステム終了。
2.まだ接続していない場合は、MagSafe 電源アダプタをコンセントに接続し、Mac に接続する。
3.内蔵キーボードで、「(左の) shift + control + option」キーを押しながら、電源ボタンを押す
4.3 つのキー全部と電源ボタンを同時に放す。
5.電源ボタンを押してコンピュータを起動する。
※詳細は↓のリンク参照
 
 

【解決策その2:ダウングレード】

5年前のMacが最新版のSierraについていけない可能性を友達から指摘されて、なるほどなーて思いました。
おじいちゃんに新しいこといっても動かない的な。。
そこでOS X EI Captain(最新版より1つ前)にダウングレードする方法を調べました。
↓のサイトにダウングレードの仕方が3種類のっています。
このサイトを見た感じ、私的には次の順番でやりやすいとおもいました。
手法①Time Machineでダウングレード→多分いちばん簡単
手法③インストールディスクを作成してダウングレード→コマンド打つから抵抗ありそう。
手法②インターネットリカバリでダウングレード→5年前に買った当時のOSになるから初心者はやめたほうがよさそう
 

【その他:ブラウザを変えてみる】

Youtube見る時にめちゃくちゃ重たいと言っていたので、根本的な原因とは別な気がしますが、ブラウザを変えてみることも検討してみました。
SafariよりChromeFirefoxのが微妙に早いらしいので、それをダウンロードして使うといいのかな。。
ブラウザ比較サイト↓
 
 
私自身詳しくないから詳しい人に叩かれそうだけど、、
開発経験のない人にとってもこれくらいなら頑張れそう…というのを探してみました。
解決したらいいな。おわり。