オンライン授業の開講にむけた各大学の対応や有益なチップスを提供してくれているリンクを集めました。
各大学の取り組みを知る
大学通信
大学通信が全国大学のコロナ対応の声明文や対応を網羅的にまとめています。
大学間の対応を比較したり、学生・教職員への指示を検討するときに有益だと思われます。
国立情報学研究所
3月から国立情報学研究所主催で、「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」が開催されています。
すでに3回も実施されており、各大学の部局の対応、データのスリム化の議論や著作権法改正など幅広く高等教育に関する発表資料を見ることができ、体系的に情報収集ができます。
京都大学
京都大学高等教育開発推進センターが作成しているTeaching Online@京大。私が所属している大学院の先生方が作成したポータルサイトです。
学生に伝えること、どのような授業支援ツールを使うか、著作権の処理などの説明がされています。
※ちなみにPandAは京大で使用しているLMSの名称
また、海外大学のサイトも紹介されているので、海外事例を調べたり英語表記を検討する際に有益だと思います。
大阪大学
Zoomの使い方や有効な授業支援ツールの使い方などがまとまっています。
オンライン授業実践ガイドも提供されています。
授業配信の仕方や必要なツールがわかりやすく、参考になります。
東京大学
オンライン授業やWeb会議について様々なチップスが紹介されています。(授業URLを学生にどう通知するか、学内でどのシステムが利用可能かなど)
また、学内で共有された実践例も見ることができ、授業方法のサポートも手厚いです。
英語サイトも充実しており、英訳資料を作成するときも参考になりそうです。
北星学園大学
教員向け、学生向けのページに分けられています。Zoomの使い方、Moodleの使い方が紹介されており、同サービスを利用したい人におすすめです。
「その他の情報」ではコンビニネットプリントの方法やがんばりすぎない授業など、かゆいところに手が届く幅広い情報を共有されています。
専修大学
「大学のオンライン授業を展開するための簡易ガイド」がGoogle Documentの形で公開されています。
大学設置基準に関する規則の説明や著作権法についてとても詳しく解説されています。
山梨大学
Zoomの使い方やMoodleの使い方の資料を閲覧することができます。学生向けのマニュアルがコンパクトかつわかりやすいので必見です。
学生向け
https://www.che.yamanashi.ac.jp/20200318-1/
教員向け
https://www.che.yamanashi.ac.jp/20200318-2/
昨今のZoomの脆弱性を踏まえた操作方法の留意点や対応なども発表されています。
関西大学
オンラインでの授業設計やZoomの使い方など、他大学でも読むことのできる資料が公開されています。
九州大学
九州大学の松永先生が作成したZoomを用いたオンライン授業の実施運営に関する資料です。
こちらは国立情報学研究所のシンポジウムで島田先生が報告された、オンライン授業実施にむけた組織の対応、試行授業の進め方のなど紹介されていて、わかりやすいです。
https://www.nii.ac.jp/news/upload/20200326-5_Shimada.pdf
とくにSkype for businessの使用やMoodleの使用を検討している大学は参考になると思います。
名古屋大学
オンライン授業のための要点をおさえてまとめています。
個人的に、まずはじめに「学生の学習を第一に考える」というトピックがあるところにとても好感を持ちました。
東北大学
東北大学はG Suitsを有効活用するようです。
Google Classroomを活用して授業管理などをするそうです。
工学部では、Google Hangouts Meetを用いてオンライン授業の開催を予定しているそうです。学生への具体的な指示や準備するものなど参考になります。
Zoomの脆弱性を懸念している学校や、G suitsを導入している学校にとって参考になると思います。
ハーバード大学
授業形態に応じてどのようにオンライン授業をすることができるのか、投票機能を使う…など具体的なチップスが紹介されています。
スタンフォード大学
Best Practiceなども紹介されています。
(海外大学のサイトって画像が少ないなぁと思う…)
High school ですが、こちらは動画が豊富で、具体的な授業設計を検討するときに参考になります。
その他
UNESCO
高等教育ではないですが、各国の国営の学習ポータルのリストをUNESCOがまとめています。
今後、情報を追加し次第更新したいと思います。